ジョン・メンザー(56)が3月1日をもって引退することが発表されました。メンザーの現在の役職名はVice Chairman, Chief administrative officerで、副会長という役職になっていますが取締役会には名前を連ねておらず、会長(または日本的な表現では取締役会議長)のロブ・ウォルトンの補佐というわけでもなく、実質的にはCEOのリー・スコットの直下にポジションしています。
またCAOとは、後方支援オペレーションをすべて統括するという役職です。
メンザーがウォルマートにCFOとしてやってきたのは95年のこと、当時ウォルマートは財務問題が出てきていたときで、これを立て直したのでした。その後国際事業のトップとなったのですが、このときは拡大してゆくために必要な資金調達で大きな役割を果たしました。
その後国際事業部から国内に戻ったのが05年、その後のことは過去、何回か記事にしました。
あげ足取りはしたくないのだが・・・
ジョン・メンザーの異動
国内に戻ってきてから、少しずつ少しずつ荷が軽くなってきた印象があります。
56歳という若さでの引退が彼の意思だったのかどうかは、ここではおきます。
この人事で、スコットの次が誰かがかなりくっきりと絞られてきました。カストロ・ライト、ハーカート、マクミロン、の3人。国内のスーパーセンターとディスカウントストアを統括しているというポジションを考えるとやはりカストロ・ライトが最短距離にあるようです。
最近のトラックバック
from 英語新聞ウォールストリートジャーナル(WSJ)から見た起業・ビジネスのヒント
from 英語新聞ウォールストリートジャーナル(WSJ)から見た起業・ビジネスのヒント
from デジタルな広告たち
from ファッション流通ブログde業界関心事
from ファッション流通ブログde業界関心事
from kitten using XOOPS
from 行け行け!LAビジネスウォッチャーズ
from kitten using XOOPS