ウォルマートが昨年の8月に新しいブログを立ち上げていたことをNew York Timesが報じました。
Check Out
まったく知りませんでしたよ、これ。
宣伝せず、クチコミで広がることを期待しているようです。
内容は商品部の社員10人が、商品や、環境問題や、消費動向や、いろんなことについて自由に書くというものです。
何が画期的かというと、ライターに書かせるとか、エージェントに任せると言うことをせず、第一線の社員が生の声を載せている点にあります。どうやら会社が手をいれることもせず自由に書かせているらしい。
やらせではなく、商品部の現役バイヤーの手による本当のブログを、企業としてた立ち上げたという点に、私はけっこうびっくりしてます。
最近のエントリーを見てみると・・・ニューヨークで開催されたトイフェアの話、2GBのノートブックを500ドル以下で開発しているという話、などなど。
トイフェアネタでは気になった玩具を写真つきで紹介してますが、バイヤーの視点が垣間見れて実におもしろい。
ノートブックは、たぶん業界では既知のことだから書いているんだろうけど、現時点で商品開発しているものをここで紹介しちゃってるんだから、驚きます。
ネット戦略、ウォルマートはとにかく先へ先へと進んでいて、誰も追いついていない印象が強い。
このバイヤーブログ、いろいろ考えてしまいますねえ。
消費者が手にできる情報が、かつてなく広がり、深くなり、スピードアップしている。商品、店舗、サービス、といったものの評価を消費者があっというまに手にできる時代です。
何が起きるのか。
小売業だけではなく、卸も、メーカーも、よく考える必要がある。
そして、これ対応する体制を整えて行かねばならない。
どこかで執筆してみたいと思ってます。
>>先週予告したターゲットのファッションショー、ここにアップしました。
ターゲットのバーチカルファッションショー
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