支払いに指紋認証を使うシステムを提供していたプロバイダー、ペイバイタッチが昨年12月に倒産、システムの供給をやめることを先週発表しました。
すでに導入していた店舗数は600、クローガー、ジューエルオスコー、ピグリーウイグリーといったチェーンストアや、グリーンヒルズが採用していました。
倒産の理由は、資金繰りの悪化と現在の市場環境、ということになっているのですが・・・。
これ以上の原因については、説明されていないようです。
現実の話としては、システム上の未成熟によって認証のスピードが遅かった、ということがあるようです。だから、システムがもっと向上すれば解決する、生体認証の今後の可能性は否定しきれないという論調もあります。
何度も書いていることですが、個人的には生体データを提供するなんて絶対にしないと思っており、たぶん同じことを考えている人が結構いるんじゃないでしょうか。データが流出するという事件が現実に発生していて、100%完璧なセキュリティなどありえないという事実を鑑みると、そうそう簡単に普及するとは思えないわけです。
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