農産物を地元農家から可能な限り調達することで、資源の節約をはかるプログラムに取り組むことを7月2日に明らかにしていたウォルマートですが、16日にオクラホマ州でキャンペーンを開始しました。
名称は'Locally Grown' プログラム、イベントには州知事も出席するなど内外の注目を浴びています。すでに全米ベースで調達の切り替えを図っていて、他の州でも今後イベントが開催されるかもしれません。
市場総額4億ドル近い農産物がローカル調達となる目論見で、ロジスティックスが短くなる結果、年間でディーゼル燃料が11万ガロン、走行距離67万2,000マイルが節約され、140万ドル分のコスト削減につながる、としています。
この地元農家戦略、ホールフーズやウェッグマンズなどもともとやっている企業が多数あり珍しいことではないのですが、ウォルマートという食品小売全米ナンバーワン企業が踏み込んだことにインパクトがあり、また調達先は集約することのみが効率につながるとという考え方を主軸に据えてきた企業だけに、戦略転換が持つ意味が大きいというわけです。
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