2008年9月 2日
[ウォルマート] 店舗選択と支持政党の関連性

ウォルマート、コールズ、JCペニーの顧客はジョン・マケインを支持する傾向が強いのに対して、ターゲットとメイシーズの顧客はバラク・オバマを支持する傾向が強いという調査結果を見つけました。
7,800人を対象とした経済全般に対する調査で、複数の質問の中からそういう傾向を抽出したもののようです。

ウォルマート、コールズ、JCペニー顧客のマケイン支持率の平均は42.6%、オバマ支持率は32.2%。
ターゲットとメイシーズ顧客のオバマ支持率は44.35%、マケイン支持率は33.4%。


分析では、ウォルマートの倹約イメージが保守的なマケイン支持者と重なり、ターゲットのファッションなイメージが革新的なオバマ支持者と重なっているとしてます。


これはおもしろいですよねえ。

まず同じディスカウントストア業態に属するウォルマートとターゲットの顧客が、政治支持の傾向と重なってしまうほど差別化されていることに驚きを感じるとともに、両社の違いを見るにつけ納得せざるも得ない

またこれと同じことを日本で当てはめられるかというと、まずありえない。ジャスコファンとヨーカ堂ファンを比較して、支持政党(または支持する政治家)がここまで異なってくるとはとうてい思えない。

ウォルマートとターゲットのポジションがまったく異なっていることと同じように、オバマとマケインのポジションも完全に差別化されていることも意味しているようで、これも日本の政党政治の世界ではちょっと考えられない。


日本との違いというものをまざまざと感じる調査結果なのでした。

鈴木敏仁 (12:51)
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