連邦破産法11条を申請していたマービンズが再建を断念し自主清算すると発表しました。リネンズン・シングスが破産を宣告したばかりで、相次ぐニュースに景気と金融環境の悪化をひしひしと感じます。
リネンズン・シングスのように目標とする日時は明らかになっていないのですが、年末に在庫をさばくとしているので、年明けには清算となるのでしょう。
何回かエントリーしてますが、マービンズはもともとターゲットの傘下にありました。業績が悪く、株主のプッシュでバイアウト企業に売却。しかし業績が回復せず倒産したわけですが、そのバイアウト企業が不動産と小売を分離して、高い賃料を請求していて、これが業績回復を妨げたとしてマービンズがバイアウト企業を提訴していることも書きました。
創業60年だそうです。
またひとつ、老舗が消えます。
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追記:マービンズが買い手を探しているときに、いま急成長中で話題のアパレル専門店チェーン、フォーエバー21が買いたがっているという話を聞きました。立地が違いすぎるのと、マービンズの店舗面積が大きすぎるので、無理だろうと思っていたのですが、やっぱり買収をやめたようです。
フォーエバー21はいま最も勢いのある衣料チェーンですが、このニュースから拡大に対する意思というか、熱意みたいなものをすごく感じたのでした。
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