ギャップによるネット販売の年商が年内にも10億ドルを突破する見込みであることを、ネット販売専門誌が報じました。昨年対比で10%を超える成長だそうです。
ギャップはネット上に、バナナリパブリック、ギャップ、オールドネイビー、パイパーライムの4つのブランドを持っているのですが、今年に入ってデザインを改装し、4つのブランドをまとめて買物ができるようにしてしまいました。
価格帯が異なりますし、ブランドは通常独立させて運営させるもので、このやり方には賛否両論あるのですが、今のところうまく稼動しているということのようです。
それと、9月にアスリータ(Athleta)というカタログ販売企業を買収しています。女性向けのアスレチック専門ブランドで、買収総額は1億1500万ドル、ショッピングサイトに並んでいる各ブランドの5つ目のタブになるだろう、と言われてます。
このアスリータ、私はまったく知らなかったのですがけっこう評価の高い会社のようで、ギャップ傘下に入ることでブランドが壊れるのではないかと危惧する向きもあるほどです。
ちなみに10億ドル(ワンビリオン、約1000億円)はアメリカの小売業界では一つのマイルストーンでして、JCペニーが10億ドル超えたときもニュースとなりましたね。
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