8月に発表していたビューティケア専門フォーマットをワシントンDCにオープンさせました。
ビューティ専門フォーマットの実験を開始
名称は変わらずビューティ360。
資料によると、既存店の横に併設する形式で、面積は2,700sqf(76坪)、アソートメントはマス商品ではなくてプレスティージ商品、価格は15ドルから170ドル、となってます。
業界誌の写真を見たのですが、どうやらカナダのショッパーズ・ドラッグ・マートのコピーのようですね。
併設と書きましたが、ドラッグストアとは壁で区切って別フロアとしてあります。これはマスイメージとの混在を防ぎ、これによってプレスティージブランドメーカーから商品アソートの許可をもらうわけです。
ただしデパートとの違いは、店員がメーカー派遣ではないので押し売りがないことと、プレスティージ商品を手に取れるセルフ環境となっていることにあります。お客と商品の間にカウンターと人間を必ず介在させるという販売手法ではない。
アメリカにおいては唯一アルタがこれでビューティ販売のイノベーションフォーマットを作り上げたわけですが、ここにCVSも切り込んでいこうとしているわけです。
ショッパーズ・ドラッグ・マートの幹部は、アメリカのドラッグストアにこれができるわけがないと言い切ってましたが、CVSが果たして成功するのかどうか。
12月初旬にはロサンゼルス郊外にもオープンさせるようなので、見に行ってこようと思っています。
参考までに、右の画像はショッパーズ・ドラッグ・マートのビューティブティック、業界誌が掲載しているビューティ360のイメージとそっくりです。
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