業績悪化で苦闘しているサーキットシティが155店舗の閉鎖と7,300人の解雇を発表しました。
国内721店舗の約20%、従業員数4万人の約18%にあたります。
資料を読むに、倒産して店舗を閉鎖する方が有利なはずだがしないのは、連邦破産法11条の管理下で運営するだけの資金調達ができないからだろう、とコメントするアナリストがいました。
DIPファイナンスのことでしょうかね。
サーキットシティの新プロトタイプ
ここで書いたように、家電は倒産すると売れなくなるという問題もあるようです。
資金調達が厳しいので、年末に必要な商品が仕入れられないんじゃないかという指摘もありました。こうなってくると、ベンダーも取引条件を厳しくしてくるでしょうし。
そこまで逼迫しているということですね。
倒産もできず、商品も仕入れられないとすると、あとは精算しかない、ということになりますが・・・。
今日は家電業界でもう一つニュースがありました。昨年6月に倒産したトゥィーターが企業精算するそうです。現在の店舗数は94、倒産時点で154店舗でした。
トゥィーターの倒産
アメリカの家電業界、勢力図が大きく変わりつつあります。
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