先週115店舗の閉鎖と7,300人の解雇を発表したサーキットシティが、連邦破産法11条の適用を申請して倒産しました。負債の総額は23億2,000万ドル、運転資金として11億ドルのDIPファイナンスの調達が決まっており、今後は破産法管理下の下で再建の道を模索することになります。
倒産を選択したのはベンダーの意図のようです。在庫を積み増さなければならないこの歳末商戦という重要な時期に、小売企業がどうなるか分からない不透明な状況では商品を卸せない。HPやサムスンなどの大手メーカーが倒産を迫ったというのが背景にあるようです。
リネンズン・シングスの倒産もベンダーがカギを握ってましたが、倒産という最終局面におけるベンダーが持つ影響力というものを感じますね。
さて復活の可能性ですが、私は低い方に賭けます。まあこれも、支払い条件を緩和するといった、ベンダーの意図がカギを握っていると思いますけどね。
サーキットシティ、ブロックバスターに資本を売っておけば良かった。
後悔先に立たず。
こういう経営判断のミスが積み重ねって、企業って立ちゆかなくなるものなんですよねえ。
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