2009年1月 7日
[ウォルマート] 海外事業のトップにダグ・マクミロンが就任

マイケル・デュークのCEO就任に伴って空席となる海外事業の責任者に、現サムズクラブのCEOであるダグ・マクミロンが異動する人事が発表されました。デュークの異動と同じく2月1日に実施されます。サムズのCEOはこれから決めるとのこと。

いや、これはなかなかすごい人事じゃないでしょうかね。マクミロンの年齢は42歳、この若さでウォルマートで2番目に大きなユニットのトップに立つわけです。
ウォルマートの人事のダイナミックさを感じます。

サムズのCEOって若い人がなることが多いんですね。社風というか"事業風"がカジュアルで若い人向きというのもあるんですが、どうも修行の場、または生え抜き社員の昇格の登竜門とみなしている感がある。マイクロ・ソフトのCOOとして移籍したケビン・ターナーは37歳でサムズのCEOとなっていますが、業績を回復させて、次期リーダーとして見なされていた人でした。

マクミロンは配送センターの学生アルバイトが最初の仕事で、その後MBAを取ったりしているのですが、生え抜きのたたき上げと見られている人です。
サムズでの修行を卒業して、将来的にはかなり重視されている事業部門のトップに移るわけですから、かなり期待されているようだし、その期待に応えている人と言うことができます。

現在の状況では、デュークの次がエデュアルド・カストロ・ライトで、その次の集団のトップにマクミロンがいるような気がしています。年齢的にもぴったりはまってきます。

鈴木敏仁 (02:14)
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