今回はデパートメントストアチェーン、メイシーズのレイオフのニュースです。総社員数の4%にあたる7,000人をレイオフするニュースがリリースされました。
今回のレイオフは単に減らすだけでなくて、今まで複数存在していたバイイング部署を統合するといったリストラの一環でこの結果、年内に2億5,000万ドル、来年は4億ドルの経費削減を目指しています。
メイシーズは昨年のこの時期に2,500人をレイオフしてますから、わずか2年弱で1万人を減らすことになるわけです。
[メイシーズ] 2500人以上をレイオフ
この人員削減、景気悪化だけにその理由を求めることは無理があるかもしれないですね。アメリカのデパートメントストア業界は官僚化して組織肥大してましたから。ようやく適正規模に向かい始めたという表現が正しいかもしれない。
ただ、減らすのはいいんだけど、もともと店員が少なくてサービスレベルが落ちているあの店舗からさらに人を減らしたらいったどうなるのかと、人ごとながら心配になります。
このリストラに加えて、マーチャンダイジングのローカライゼーション(名称はマイメイシーズ)を拡大します。20商圏で実施していたものを、結果が良いので49商圏へと増やすそうです。
最近のトラックバック
from 英語新聞ウォールストリートジャーナル(WSJ)から見た起業・ビジネスのヒント
from 英語新聞ウォールストリートジャーナル(WSJ)から見た起業・ビジネスのヒント
from デジタルな広告たち
from ファッション流通ブログde業界関心事
from ファッション流通ブログde業界関心事
from kitten using XOOPS
from 行け行け!LAビジネスウォッチャーズ
from kitten using XOOPS