インディテックスはザラを展開するスペインの衣料専門店チェーン。08年度の売上高が141億ドルとなって業界1位ギャップの145億ドルに肉薄していることを本日のウォールストリートジャーナル誌が報じています。
インディテックスの今年の新店予定数は370縲鰀450店舗、ギャップのプランは50店舗。09年度のギャップは減収でしたし、この成長率の違いを考えると高い確率でギャップは1位の座から滑り落ちるのではないでしょうか。
衣料専門店チェーンは米国企業が中心的な存在を占めてきましたが、環境は大きく変化しつつありますね。
紙面で興味深いコメントがあるので拾います。
「イケア、リドル、ウォルマート、テスコ、ザラ、H&M、彼らは過去20縲鰀30年間、いつも同じ釘を打ち続けている」(ラース・オロフソン、カルフールCEO)
同じ釘を打つという意味は、ぶれないスタンスのことを言おうとしてます。
「現在の経済環境においても旧来のポリシーにこだわっている。店舗で重要なのは正しいファッションで、価格は重要だが2番目だ」(マルコス・ロペス、インディテックス資本市場担当部長)
つまり景気が良かろうと悪かろうと、同じことを繰り返しているだけだということです。
右往左往しない
優良企業に共通した方程式です。
最近のトラックバック
from 英語新聞ウォールストリートジャーナル(WSJ)から見た起業・ビジネスのヒント
from 英語新聞ウォールストリートジャーナル(WSJ)から見た起業・ビジネスのヒント
from デジタルな広告たち
from ファッション流通ブログde業界関心事
from ファッション流通ブログde業界関心事
from kitten using XOOPS
from 行け行け!LAビジネスウォッチャーズ
from kitten using XOOPS