今日はベストバイの好調決算が紙面を賑わしていたのですが、あえて注目しているゲームストップを俎上に上げます。ベストバイと同じ昨日に業績が発表されたのですが、非情に高い成長率を記録しています。
とりあえずまずはベストバイ、第4四半期の売上高成長率は10%、最終利益高成長率は23%減、既存店成長率は4.8%減でした。利益高の大幅マイナスはリストラコストの計上によるもので、特別損失を除くと7%程度のマイナスとなります。増収減益、既存店成長率もマイナスなのですが、市場予測を上回る数値だったため紙面を賑わしてます。
通年では、売上高は12.5%増、最終利益高は23.7%減、既存店成長率は0.2%減でした。
さてゲームストップです。売上高24.1%増、最終利益高38.2%増、既存店成長率は12.3%増で、この景気悪化という経済環境の中、ずば抜けた数値を残しました。また今年度の見通しは、売上高10縲鰀12%増、既存店成長率4.0縲鰀6.0%増と昨年度と比較すると若干保守的なものの、相変わらず高い成長を見込んでいます。
2008年度の新店数は、ヨーロッパのマイクロマニアの買収店舗も含んで1,002店舗と4桁に達しています。
同社のビジネスモデルのユニークさは、新品販売と中古販売がうまく同居している点にあります。これに加えて、5,000という店舗網によるコンビニエンス性と、店員のほとんどがゲームマニアという高いサービスレベルと、この3つがうまくかみ合っている。
この企業、いましばらくは成長し続けることでしょう。要注目だと思ってます。
最近のトラックバック
from 英語新聞ウォールストリートジャーナル(WSJ)から見た起業・ビジネスのヒント
from 英語新聞ウォールストリートジャーナル(WSJ)から見た起業・ビジネスのヒント
from デジタルな広告たち
from ファッション流通ブログde業界関心事
from ファッション流通ブログde業界関心事
from kitten using XOOPS
from 行け行け!LAビジネスウォッチャーズ
from kitten using XOOPS