メイシーズがストックオプションの査定の仕組みを変えました。満額でもらうためには株価が上昇しているだけではなく、ベンチマークする競合10社の株価を上回っていなければならないというもの。
詳しく言うと、2011年に自社の株価がベンチマーク10社中の上位3分の1に入っていれば100%、3分の2から真ん中までだったったら75%、中間以下だったらゼロ、となってます。
ベンチマーク対象企業は、ディラード、ギャップ、JCペニー、コールズ、リミテッド・ブランズ、ノードストロム、シアーズ・ホールディングス、ターゲット、TJXカンパニーズ、ウォルマート。
株主利益と経営者利益をシンクさせようとするストックオプションのバージョンアップ版といったところでしょうか。評者のコメントはおおむね好意的でこれからこの仕組みを取り入れる企業が増えるだろうと語る人もいました。
でも、経営を短期的に取り繕うとする傾向が強まるような気がして、どうも諸手を挙げて賛同できないというのが率直な感想です。
最近のトラックバック
from 英語新聞ウォールストリートジャーナル(WSJ)から見た起業・ビジネスのヒント
from 英語新聞ウォールストリートジャーナル(WSJ)から見た起業・ビジネスのヒント
from デジタルな広告たち
from ファッション流通ブログde業界関心事
from ファッション流通ブログde業界関心事
from kitten using XOOPS
from 行け行け!LAビジネスウォッチャーズ
from kitten using XOOPS