先週はほぼ一週間、某社社員研修のコーディネートで出張でした。目的に一つはNACDS(全米チェーンドラッグストア協会)の展示会マーケットプレイスを訪問することで、ボストンに行ったのですが、その前にワシントンDCに足をのばしてCVSによる実験店舗、ビューティ360を視察しました。
一号店です。
このフォーマット、プレスティージブランドを揃えることができるかどうかがすべてのカギを握っています。
ビューティ360の革新性
この2月の時点ではまったく揃えてなくて、今回は4ヶ月が経過して変わったかどうか確認したかったのですが、相変わらずまったくありませんでした。
店員のルックスもいまひとつ、キラキラするようなマネキンがいなければならないのに、これで大丈夫なのと心配になってしまいました。
ところがあるソースからプレスティージブランド企業と契約したという情報を得ました。
買収したロングスを改装してビューティ360にするらしいですから、この情報はシンクします。ブランドメーカーとしては一定規模がない限り取引したいとは思わないでしょうから、店舗を拡大するという条件で取引を獲得した可能性があるでしょう。
デパートメントストアの集客力が落ちてますから、ブランドメーカーとしては新たな販路は欲しい、でもブランドイメージを壊す環境で無理に売りたくはない。
ドラッグストアもフロントエンドに新しい切り口を見いだす必要があるのだが、安売り環境でプレスティージを置くのは不可能だ。
そんな課題を克服したのがショッパーズドラッグマートで、これをコピーしようとしているのがビューティ360です。
ちなみにこの市場に別の角度からアプローチしたのがアルタです。
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