クラウドというのはいま流行の表現ですが、本来は群衆、ここでは不特定多数の消費者のことを指しています。またここでのソーシングとは知識の調達を意味しています。
つまりクラウドソーシングとは不特定多数の消費者からのいろいろなアイディアを集めるという意味となります。
ベストバイがこの実験を開始しました。
名称はIdeaX、サイトを見れば分かるように、アイディアを簡単にポストできるようになってます。また他人の良いアイディアに賛成票を投じたり、議論したり、ベストバイ側からのフィードバックを読んだりすることができる。
そして投票数によってランキングが生成されています。
例えば7/20現在トップランクにあるのは、「開けるのに一苦労する商品を梱包しているプラスチックのボックスをやめろ」となってます。
こういうシステムを始めるにあたっての反対意見はおおよそ、つまらない中傷が多くなるというものでしょう。でも投票によってつまらない書き込みは下位に押しやられていくことになる。
これがWisdom of Crowds、集合知形成に対するロジックの土台となります。
ベストバイは社内でこれをすでに使っています。プロジェクトベースでその成否について社員の意見を集める仕組みですね。
Twitterにカスタマーセンターを開設というエントリーを今月初頭に載せましたが、この領域のベストバイの取り組みは同じく動きの速いウォルマートに先駆けてます。
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