ファミリーダラーが第4四半期の業績と合わせて2009年度の決算を発表しました。決算期が8月なので年初を決算としている大多数の企業と数値にタイムラグがあります。
ちなみに8月決算としている大手企業は他に、コストコとウォルグリーンがあります。
売上高は74億ドルで前年比6%増、当期利益高は2億9,130万ドルで前年比25%増、既存店成長率は4%増でした。
ファミリーダラーの昨年度の決算は、売上高6.9%増、当期利益高24.5%増と好調だったのですが、既存店が0.9%増で、競合するダラーゼネラルの9.0%増と比べるかなり見劣りしていました。
この業態はいま全体として好調でして、この0.9%という数値は弱いなあと感じていて、実は今回の決算に注目していたんです。4%増ということで、ファミリーダラーにもやはりお客が来ているなということを確認できました。
来店頻度と客単価が増え、在庫管理も好調で、従業員の離職率も改善されている、とCEOのハワード・レビンはコメントしています。来店頻度は小売業としては最も重要なバロメーターですから、好調さを感じ取ることができます。
ちなみに景気が悪くなって他で職が見つかりづらいため、離職率はどこも改善されてるようですね。日本でも同じ現象が出ていると聞いています。
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