2010年2月 3日
ターゲットのPフレッシュ

ターゲット@Westfield Culver City今日から4日間、小売企業の研修チームと一緒に店舗を見てまわってます。
ですので、今日はちょっとした視察メモを。

ターゲットのPフレッシュを見てきました。ショッピングモール内の2階というイレギュラータイプの新店。
Pフレッシュについては何回か書いてますが、生鮮を導入したプロトタイプのことです。
はじめて見たのですが、ほぼ予想通り。

1、店頭作業負荷が高いタイプの生鮮はない。たとえば葉物のような鮮度劣化が早く管理が難しいものは置いていない
2、チルドを拡大、もともとあったリーチインに加えて、オープン冷ケースを加えてハムソーセージやヨーグルトなどをアソート。
3、フローズンの陳列線は食品を強化した旧来のプロトタイプと長さは同じ。
4、精肉はアソートするが作業は店内ではなくて上流で。

この売り場を目的としてお客が来るのかどうかは微妙です。目的来店性があるとは言い難くコンビニエンスが来店局面になると思うのですが、ショッピングモールの2階ですからねえ。
ついで買い目的でしょうか。

では立地によっては目的来店性を持つのかと言うと、どうでしょうね。
私個人の意見としては、このためだけにターゲットに行くということはないような気がします。

Pフレッシュが既存店増にプラスに作用したためこれを今後増やすとしているのですが、それだけじゃなくて、他の売り場にも手を入れたから、総体として伸びたということじゃないでしょうかねえ。たとえばビューティケアの売り場が一段と良くなってましたから、このあたりも影響しているように思います。

食品リテールとしてきわめてインパクトを持った売り場ではなくて、マーケティング企業であるあのターゲットがここまで食品を持った、という点にインパクトがあると表現するのが妥当かもしれません。


店内写真はこちらをご参照ください。
売り場概観
チルドのオープン冷ケース
精肉もアソート

鈴木敏仁 (07:28)
ペプシネックス



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