セイフウェイはPB開発を、PB開発の専門企業デイモンに5年間ほど委託してきたのですが、すべてダイレクトに切り替えることが明らかになりました。
5月28日をもってすべての機能がセイフウェイ直営となります。またPBサプライヤーと協働することを目的として、セイフウェイ・ダイレクト・コネクトという名称のプログラムを立ち上げます。
デイモンはイオンのPBも開発しているグローバルブローカーです。リテーラーからPB開発を請け負うビジネスを世界中で展開している。
アメリカでもデイモンを使っている大手リテーラーはけっこういます。
今回の動き、両社の間に何があったのかは知りませんが、文脈を読む限りにおいては、調達重視のスタンスから、ブランディングを自分たちですべてコントロールしたいという自社マーケティング重視のスタンスへとシフトしたということのようです。
つまり、PBはコアコンピタンスであって委託するわけにはいかないと。
ただ本音の部分では、ノウハウをすべて吸収したから、もういいです、なのかもしれません。
PB開発を委託するかどうかはひとえにその小売企業の戦略次第でどちらにもメリットがあります。大切なことは委託する場合、丸投げしてはいけないということでしょうね。
《追記》
3/22にエントリーした記事で、ベントンビルのプロジェクトインパクト型の店舗で主通路上の島陳列があったことを書きました。写真をこちらに載せておきましたので、興味のある方はどうぞ。
戻った島陳列?@Bentonville
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