全国紙の取材にセブアロット事業のCSOがコメントしています。
1、5,000店舗を目標としている(現在は1,188店舗)。
2、出店は"Food Desert"と呼ばれる、食品スーパーの出店密度が低いエリアに集中する。
3、現在フィラデルフィア、クリーブランド、デトロイトを商勢圏としているが、近いうちにワシントンDCにも進出する。
4、ターゲットとしている所得層は世帯年収4万5000ドル以下。
Food Desertは最近よく使われる表現なのですが、資料によると2008年に成立した"Food, Concervation and Enegy Act"という条例で定義付けされた言葉なのだそうです。
直訳すると"食品砂漠"、値頃な価格の食品を提供する店舗が欠落しているエリアで、ほとんどが低所得層コミュニティ"のことで、つまり所得が低くて商売にならないのでチェーンストアが好んで出店しないエリア、ということになります。
だからコミュニティがチェーンストアの出店を望んで、出したがらないチェーンストアに要望書を出す、なんてことがよくあるようです。
セブアロットってすでにもうそういう商圏にしか出店してませんから、我々はよく分かっていることなんですが、あえてこうやって説明されると出店戦略を改めて確認することができますね。
ちなみに一度ダラスで視察に行ったとき、周辺の雰囲気が非常に悪くてこれは治安が悪そうだなあと思っていたら、ドライバーさんが「早く帰ろう」と言い出して、そうだよね、とそそくさと帰ったことがあります。
そういう場所をセブアロットは狙っているというわけです。
平均世帯年収4万5,000ドル以下と言っていますが、幅をかなり広く取っている感じで、現実的にはもっと低いと思います
コメントする