2010年6月 1日
[ターゲット] 家電売場のバージョンアップ

今日は家電について。
先月半ば、ターゲットが家電売場のバージョンアップを発表しています。

6月中までに全店舗の家電売り場のレイアウトを変更する予定で、ビデオゲームセクションの面積を30%増やしたり、テレビ、カメラ、ビデオカメラ売場の手直しや、サインの変更、デジタルサイネージの追加、等々が実施されます。

また現在104店舗で投入中のアマゾンのキンドルを6月6日までに全店舗展開させるとしています。


この発表と同じ頃、ウォルマートがGamecenterという名称でビデオゲーム専用のページを立ち上げてます。ゲームのプレビューとプロモーションが目的。
オープニング記念として3タイトルを予約購入した人に50ドルのギフトカードを提供中。


ウォルマートもターゲットも家電/エンターテイメントは最強化部門となってます。ウォルマートはもうかれこれ5年以上かけてずっと強化してるんじゃないでしょうか。プロジェクトインパクトでは当然ウィンカテゴリーです。

これ、ひょっとするとここでもう書いたかもしれませんが。
理由はだいたい以下の4つくらいでしょうかね。

【イノベーションがたくさん期待できる】
革新的な商品は利益を確保しやすいですね。アップルがいい例です。

【動きが激しく改廃が早い】
そのため来店頻度が高い

【イメージが良くなる】
とくに映画や音楽といったエンターテイメントはトレンディなイメージをお客に与える

【iPadに代表されるように耳目を集めている】
だからプロモーションの効果が高い


日本のGMSは、業態名はゼネラルマーチャンダイズながら、実は力を入れているのは食品と衣料だけなんですね。
アメリカのフルラインのディスカウントストアは偏りがない。
このあたりは、双方の本質的な相違点じゃないかなと思ってます。

鈴木敏仁 (09:11)

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