2010年8月 2日
[バーンズ&ノーブル] 店内でヌックを拡販

バーンズ&ノーブルが電子書籍リーダーのヌックを店内で拡販します。すでに入り口近辺に売場を作っていたのですが、コーヒーショップのそばに移し、売場面積も30坪程度に拡大し、コーヒーを飲みながら試してみる、という環境を作ってプロモーションする戦略を開始するそうです。

アマゾンはターゲットでキンドルを販売しているのですが、バーンズ&ノーブルはベストバイで販売しており、加えて自店での販売を強化し、市場シェア拡大を目指すというわけです。

前回、キンドルの廉価版(139ドル)についてエントリーしましたが、ヌックも149ドルを出してまして、両社角突き合って競合しているんですね。

資料によると、キンドルは200万台強を売っているのに対して、ヌックは60万台強で、大きく水をあけられています。理由の一つは参入が遅かったこと、キンドルが2007年10月発売だったのに対してヌックは昨年の10月でした。

バーンズ&ノーブルとしてはこの差をどうしても埋めたい。
そのために、リアルな店舗網というアマゾンにはないアドバンテージを活用する必要があるというわけで、これが今回の拡販戦略につながった。

店舗をいかに生かすか、これがバーンズ&ノーブルの電子ブックリーダー戦略のカギというわけです。

鈴木敏仁 (02:51)

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