2010年10月 1日
[ウォルマート] 今後5年以内に従業員数は300万人に

人事担当役員のスーザン・チャンバースがインドで開催されたカンファレンスでスピーチ、今後5年間で従業員数が36%増えて現在の220万人から300万人となるという見通しをコメントしました。
そのほとんどが、米国外での増加となるそう。

ふと気になって調べてみましたが、2005年時点で茨城県の人口がおよそ300万人です。つまりこれから5年間で、ウォルマートが雇用する人数は茨城県に住んでいる人口並みになるということ。
我々日本人には想像もできないマネジメントの難しさというものがあるように思いますね。


話は変わりますが、先日同社は南アでの買収に動き出しました。この買収を最終的に決断したのは現CEOのマイケル・デュークとなるわけですが、先日Fortune誌が掲載した特集記事によるとこの人は決断力と行動力に優れた方のようで、その性格が発揮されたように思います。
高値だそうで、アナリストには反対意見が多いのですが、行けると決断してさっさと買収提案してしまった。
韓国やドイツからの撤退も、デュークが国際事業の責任者となったとたんに決まった話でしたが、デュークが当時のCEOだったリー・スコットに現状を説明して、ぱっと決断したということが書いてありました。

ウォルマートはとてつもなく規模の大きな会社ですが、こういう人がリーダーだと、動きが緩慢になることがなく、いわゆる大企業病に陥るリスクも軽減され、そういう意味でもウォルマートはまだまだ行けそうな気がしてきます。

鈴木敏仁 (10:49)

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