2011年1月19日
[スターバックス] 非接触型の決済システムを全店舗に導入

スターバックスが一部の店のみで実験していた非接触型の決済システムを全店舗に導入することを発表しました。

仕組みは日本のようなRFIDを利用したものではありません。
スタバが発行しているプリペイドカードがまず必要でして、加えてスマートフォンのアプリをダウンロード、プリペイドカードとアプリを同期させ、このアプリを起動すると出てくる三次元バーコードをスキャナーで読み込むことで支払いが完了するという仕組みです。

プリペイドカードはオンラインで管理可能、もちろん店頭で入金することができるのですが、ネットでクレジットカードを登録すると一定金額以下になると自動で入金できる仕組みもあります。

決済システムについて深く知っているわけではないのですが、RFID使用と比較すると、スマートフォン自体にRFIDを組み込む必要がないという点でこの決済システムの方が楽なのかもしれませんね。


アメリカは非接触型の決済システム導入で非常に遅れていて、ガラパゴス化していると思ってます。日本やヨーロッパにかなりの差をつけられてしまっている。
私の知っている限り非接触型はこのスタバのシステムが唯一で、他にはどこにもないと思います。

もちろん電子マネーなんて存在しません、この国には。


理由はどうもクレジットカード会社にあるように感じてるんですけどね。二社独占で儲かってますから、新たな投資に対するモチベーションが低いんじゃなかろうかと。
マニュアルな手書きのサインをよりどころとするクレジットカードはリスクもそれなりに高いんですが、そのリスク分を手数料でまかなってしまってる。

こと決済についていうとアメリカは極めてレベルの低い国でして、そういう意味でスタバのこの全店舗水平展開は価値のあることじゃないかなと思いますね。
こういうシステムがもっと普及して、クレジット決済が減って手数料収入が減れば、クレジット会社も焦り始めるんじゃないでしょうか。

鈴木敏仁 (02:45)

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