ロウズが1,700人のレイオフを発表しました。
店舗の組織構造を見直し、中間管理層を減らすため、としています。
また週末にパートタイマーの雇用を増やすとも書いてあり、これはおそらくピーク時もフルタイマーでまかなっていたものをパートタイマーで補うことを目的としているのでしょう。
アメリカの住宅環境はいまだ回復の二文字からほど遠く、ホームセンターはそのあおりをまともに受けて業績もなかなか良くなりません。
この状況に対処するためにロウズはいま経費構造の見直しを実施していまして、その一貫としてこのレイオフが実施されたというわけです。
こういう組織変更とレイオフは、アメリカの小売業界では今や日常茶飯事なので珍しいことではありません。幸か不幸か人材の横のフローが硬直化している日本のレイバー環境と比較すると対照的だなといつも思います。
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