2011年2月14日
「ベストバイによるEDLP化の革新性」Vol.15,No.07

アメリカ流通eニュース

 ベストバイの12月の業績は、売上高がマイナス1.6%、既存店成長率はマイナス5.0%だった。昨年末の歳末商戦は総体として悪くはなかったので、ベストバイの不振は目立った。
 理由として挙げられていたのは、ゲームソフト、テレビ、ノートブックPCの需要減で、つまり消費そのものの減退を要因としていたのだが、しかしながら実際は価格競争でも負けたようだ。ウォルマートとターゲットが11月末のブラックフライデーから最低価格帯のテレビを値下げしたのに対して、ベストバイは12月に入るまで値下げを待ち、この数週間の差が売上に少なからず響いたと同社上級役員が語っている。
 この価格販促をやめてしまって、ウォルマート型のEDLP戦略に転換することをベストバイが検討していることが分かった。歴史的に極めて積極的なハイロー戦略を取ってきている家電業界としては実に斬新なアイディアなのである。


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鈴木敏仁 (09:18)

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