本日はウォルマートの決算発表日なのですが、情報が出揃う明日エントリーとするとして、今日は出張していて書くことのできなかったボーダーズの倒産ニュースをまとめておくこととします。
・資産総額12億8,000万ドルに対して負債の総額は12億9,000万ドル
・642店舗中の200店舗を閉鎖する
・5億500万ドルのDIPファイナンスを調達しており倒産中も通常通り営業する
結局のところ、不採算店舗を大量に抱えていて、しかしリース契約があって撤退できなかったことが資金繰りを悪化させた要因なのでしょうね。
サブリースでもすれば良かったんだろうけど、それもできない理由があったんでしょうか。
売上悪化の理由は競合の激化です。
図式は以下の通り。
書籍専門業態 vs 総合業態(ウォルマート、ターゲット、コストコ、サムズ)
リアル店舗 vs ネット販売
この環境で、市場の変化に乗れなかったことが敗因です。
これからどうなるのかについては予断を許しません。
債権者グループの考えによっては廃業もあり得るかもしれないと思ってます。
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