ニューヨーク証券取引所から上場廃止の勧告を受けていたライトエイドですが、条件をクリアしたのでコンプライアンス問題が解消したと発表されました。
NYSEの上場廃止条件の一つに、株価が30日間連続で1ドル未満となった場合というものがありまして、同社はこれに引っかかっていました。
[ライトエイド] 株価が1ドル割れで上場廃止の危機
このエントリーで分かるように最初の勧告が2008年末のことで、株式連結を実施して流通量を減らすプランがあったのですがなんらかの理由で実施できず、いままでこの問題を引っ張ってきました。
過去の株価の推移を見ると、2009年の半ばに1ドルを超えたのですが、昨年の半ばにごろにまた1ドルを割り込み、今年に入ってからまた1ドルを上回っています。
このグラフを見る限り、昨年後半に勧告をまた受けたけど、今年に入ってから1ドルを超えたので問題が無くなった、ということのようですね。
これだけ長く業績が低迷しつつ経営破綻を起こさない小売企業って本当に珍しい。ライトエイドを見ていると、調剤ビジネスとは実にしぶといということをつくづく感じます。
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