2011年4月 4日
「上昇するショッピングセンター空室率」Vol.15,No.14

アメリカ流通eニュース

 半月ほど前に経営破綻して裁判所の管理下にあったブロックバスターの処遇が決まった。買収に名乗りを上げた数社によるオークションが開催され、衛星放送サービスのディッシュネットワークが2億2,800万ドルで競り落とした。
 獲得した店舗を衛星放送サービスの拠点とすること、ブロックバスターが持っているオンデマンドサービスとのシナジー効果を期待していること、の2点が買収の目的だそうで、レンタルビジネスは手じまいとなりそうだ。
 ブロックバスターは全盛期に9,100店舗を全米に展開していたのだが、その後どんどん減って、経営破綻後はさらに減っていまは2,400店舗、さらに700店舗の閉鎖が決まっているので1,700店舗まで減ることになる。
 つまりこの企業一社だけで、7,400ヶ所もの空きスペースを作ったということになる。
 景気が悪化して以来、多くのチェーンストアが破綻して撤退しているのだが、それ以上に体力的に弱い中小企業が影響を被っている。そしてその結果がショッピングセンター(SC)の空室率に表れている。


<これ以降の内容に興味のある方は、アメリカ流通eニュース(有料)をご購読下さい。>

鈴木敏仁 (09:48)

コメントする

ペプシネックス



R2Link QR Code
R2Linkを携帯で!



バックナンバー

最近のトラックバック

2021年1月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            



ソリューションを売れ!
ソリューションを売れ!


Twitter

このブログのフィードを取得
[フィードとは]