破綻して裁判所の管理下にあるボーダーズですが、丸ごと買収するという企業が現れず、複数の企業と交渉を開始したという情報が紙面に載りました。
情報筋の話として、バーンズ&ノーブルが10店舗とネット販売の買収で交渉しているとのこと。また交渉している会社の中にはアマゾンもいるのではないかとみている人もいます。
バーンズ&ノーブルが10店舗だけにしか興味を持っていないことと、ネット販売を買いたがっているというのは、おもしろいですよね。それだけボーダーズの店舗ロケーションは魅力がないということだし、一方ネット販売だけは価値があるとみているわけです。
アマゾンによるボーダーズ買収は以前から噂されていることなのですが、そうなったらおもしろいな程度の話で信憑性は薄いです。
またサプライヤーがボーダーズを生かそうとしているそう。ここで実店舗が大量になくなると流通販路が減って売上に影響を被る、まだまだ実店舗で買いたい人はたくさんいるという理由です。
ボーダーズがこれからどうなるのかは、書籍店舗というビジネスがこれからどうなるのかを考える良い材料となりそうで、結果が楽しみです。
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