2011年5月19日
[ウォルマート] 第1四半期、米国内の既存店成長率は1.1%減

ウォルマートが第1四半期の業績を発表しました。
連結で売上高4.4%増、最終利益高3.1%増で、好調なのですが、国内事業部門の既存店成長率が1.1%のマイナスで、国内が相変わらず伸びていないことが分かりました。

まだ米ウォルマートは上向いていません。

さて面白かったのは各紙の見出し。

「ウォルマート、予測数値を上回る」
「ウォルマート、米国内で苦戦」

後者の方が多いのですが、前者型の見出しも散見しました。

連結を重視するか、米国内を重視するかで、見出しが変わるわけですね。
株主としては、とりあえずいいだろう、でもちょっとだけ心配、というような感じなんでしょうね。


ウォルマートの米国内の既存店は、おそらくこれからインフレと同等の成長率程度になってしまうんじゃないでしょうかね。
大手のスーパーマーケットと同じです。
1.1%減という数値が、そういう状況を物語っているような気がする。
これが3~5%を超えるような数値だったら問題ですが。

だからもう、苦戦というような表現はあたらないんじゃないかな。

新店が減ってますから、これはもうしかたのないことです。
小型店舗を増やすと言っても、スーパーセンターを毎年100店舗以上増やしていた時のようなインパクトはないんじゃないかと思ってます。

鈴木敏仁 (06:08)

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