ウォルグリーンが今秋にも健康保険の販売を開始するのではないかと報じられています。ウォルグリーンはノーコメント。
オバマ政権によるヘルスケア改革の一環で、2014年までにヘルス・インシュランス・エクスチェンジという健康保険を取り扱う仕組みが作られます。
まだ目にしたことがないので具体的にこうだとは言えませんが、各健康保険を見比べながら加入を検討できるような場所なのでしょうね。現状は保険会社と直接契約するか、または企業が保険会社と契約し福利厚生の一環として保険がカバーされるか、どちらかだったのですが、もう一つ選択肢が増えると言うことなのだと思います。
エクスチェンジを通すと直接保険会社と契約するよりも安くなるということなので、不特定多数をグループ化することがその主要機能だと推測するのですが、詳しくはまだ分かりません。
(エクスチェンジとは取引所という意味ですので、直訳すると健康保険取引所となりますが、訳語としてはなんとなくしっくりこないですね。誰かがこれからいい訳語を作ってくれることでしょう)
エクスチェンジには政府が関与する公的なものと、そうではないプライベートなものができる予定で、ウォルグリーンが販売するのは後者においてとなります。
資料によると公的エクスチェンジができる前に私的エクスチェンジがいくつか立ち上がってお客を奪おうとしているようです。
ウォルグリーンが目指しているのはヘルスケアサービスのワンストップショップでして、処方薬、インストクリニックでの簡易医療サービス、予防注射ときて、ここに新たに健康保険が加わるというわけです。
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