ここ数年のインフルエンザの流行を背景として、ウォルグリーンは店頭での予防接種プログラムを急速に拡大してきたのですが、7,700店舗すべてで摂取が可能となったようです。
同社の2010年度の実績はインフルエンザが540万接種(前年比で4倍)、H1N1が200万接種。
全米最大の予防接種プロバイダーだそうです。
日本では医療従事者だけに限定されてますが、アメリカでは注射そのものが資格制のようで、薬剤師でも一定期間のセミナー出席と試験を通れば接種できるようになるようです。
ためしにウォルグリーンで予防接種を受けたときに薬剤師から聞きました。
全7,700店舗で可能になったと言うことは、1万人以上の薬剤師が資格を取ったことを意味しています。
予防接種は400億ドル市場で、ウォルグリーンはこのシェアを取りつつ、インストアクリニックなども含めて"ファーマシーの新たなモデルの構築に挑んでいる"と表現できるのかもしれません。
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