バーンズ&ノーブルがリバティメディアから買収提案を受けたのが5月のことでした。
リバティによる提案額は10億ドル、しかし資金調達と株式市場への懸念が大きくなって買収を断念、優先株による投資に切り替えたようです。
1株当たり17ドルで普通株式への転換が可能で、すべて転換すると全株式の16.6%にあたるそう。
またリバティは取締役2人の席を獲得しています。
この投資、リバティの興味は電子書籍リーダーのヌックにあるそうで、店舗とか書籍とか、一切指摘がない点がおもしろいです。
バーンズ&ノーブルも今回調達した資金をヌックへの投資に利用すると言っていまして、他は言及していません。
リバティはヌックを通じて何かを配信するようなことを考えているんでしょうかね。
現状の電子書籍を読むデバイスだと、リバティにどういうシナジーがあるのかよく分かりません。
これから何を仕掛けてくるのか楽しみなところです。
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