2011年12月 7日
[アマゾン] 価格比較アプリが店頭をショールームに変える。

アマゾンが商品価格を比較できるプライスチェックというアプリを公開しました。iPhoneとアンドロイド用。

バーコードのスキャン、商品画像、商品名をタイプ、または音声入力、の4つの手法で入力すると、その商品を取り扱っているリアルとネット店舗と価格を表示するというアプリです。

この手のアプリは他にもすでに存在するのですが、何が興味を引くかというと、ユーザーが実際に売っている価格を報告できる機能も備えている点です。
これはつまり、一定量の情報が集まるとリアルタイムで店頭(とネット)の最低価格が手元の端末で分かるようになってしまうことを意味しています。


これがプレスリリースの文言。
「リアル店舗にいるときに携帯端末で価格をチェックできる機能が人々の買い物の仕方を変えている」。


ベストバイはもうだいぶ前から、"店頭がアマゾンのショールームになっている"と発言してます。
だから、店頭での激しい値下げ販促はもうやめてしまいました。店に行けば一目瞭然ですが、価格を前面に押し出す販促企画が姿を消しています。その代わりにFSPによって対象を絞ってメールで販促を直接お客に通知してます。

日用必需品への影響は少なそうですが、高価格帯のNB商品への影響はあるでしょうね。これからスマホがさらに普及するとなると、小売も売り方を変える必要が出てくると思います。


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鈴木敏仁 (03:56)

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