ウォルマートがマーケティング部門をマーチャンダイジング部門統括へと組織編制に変更を加えるようです。
もともとは、米国ウォルマート事業の責任者、ビル・サイモンがマーチャンダイジング部門を統括していました。
組織図上、マーケティング部門は一つ下がることになるわけですね。
目的はマーチャンダイジングとマーケティングという二つの組織のコーディネーションをいっそう強化することにあるそう。インターネット、ソーシャルメディア、モバイル等によって買い物客の購買行動の変化のスピードが速まっている中、双方のコミュニケーションを高める必要があるという説明ですね。
ただ最初にこのニュースを目にして感じたのは、とうとうマーケティングのプライオリティが低くなったのかな、でした。
アンチウォルマート運動が盛んになったときからウォルマートはマーケティング強化路線をずっと取ってきたのですが、そろそろ路線を変えるときが来たと判断したのかなと。
このあたりは関係者に確認してみないと正確なところは分かりませんが、なんとなくそんな印象を持ってます。
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