この数週間、アメリカの食品業界ではピンクスライムという加工肉が話題になってまして、その影響でセイフウェイ、スーパーバリュ、フードライオンといった大手スーパーマーケット企業が使用または購入を中止すると発表しました
ピンクスライムとは、精肉の加工段階で余って出てくるくず肉を加工し、アンモニアで防腐処置た加工肉で、ひき肉のかさ上げのために混ぜ込で使用されているものです。どうやらもともとは家畜用のエサだったようですね。
いちおう米農務省は安全性に問題は無いとしているものなのですが、これをメディアが報じ、加工段階を写した動画がけっこうセンセーショナルであったため、消費者が反応して話題になっていたものです。
今回の小売企業の発表に先立ってマクドナルドも使用の中止を決めてまして、アメリカではけっこう流通している普通の加工肉なんだなということが分かります。
あまり話題になってませんが日本ではどうなんでしょう。
こういう話は結局世論が動かしていくものでして、日本でもやっているとしても、メディアが騒がない限り表に出てくることは無いでしょうね。
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