スーパーマーケットの業界誌がラルフスがEDLPを導入したと報じました。
「えっ、あのラルフスが?」と驚いて、さっそく店頭に行ってみたのですが、どうやら低価格を強調した新しい販促キャンペーンのようで、やはりウォルマートが戦略としているEDLPとは別物でした。
"カード使用でこの価格"という典型的なFSPで、チラシにも掲載され、期間は一週間ですので、これはどう考えてもハイロー。
業界誌ではラルフスの担当者が、「お客がEDLPを望んでいるので、値下げに投資することに決めた」とコメントしてまして、はっきりとEDLPと言っているのですが、"毎日"が7日間なのか365日なのか、定義なんてないですから、どう表現しようと問題は実はないのですね。
日本にもEDLPを標榜するスーパーマーケット企業が増えてきてますが、基本はやはりハイローでしして、ウォルマート型のEDLPを目指して実施している企業はほぼないと思って間違いないでしょう。
このあたりについてはいまちょうど出ているチェーンストアエイジ誌に書いてますので、興味のある方はぜひお読み下さい。
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