ドラッグホールセラーのアメリソース・バーゲンのCEO、スティーブ・コリスが企業戦略についてのメディアの質問に対して、今後5~10年以内に利益の20%gを海外事業とすることを目標にしているとコメントしています。
ドメスティックなビジネスである卸が海外に目を向けるという話は珍しく、興味を引きました。
アメリソースは今月初頭、ワールドクーリエという会社を5億2,000万ドルで買収しています。臨床試験用の生物製薬を貯蔵し物流することに特化した企業で、世界中にオフィスを展開しています。この企業をテコにして、海外事業を成長させようというわけです。
海外を強化しようという理由は米国内成長の鈍化、これから米国内の成長はずっとフラットに近いとCEOのコリスは語っているのですが、ドラッグホールセラーは大手3社で80%近いシェアを持っていますので、確かに伸ばすのは大変でしょう。
このワールドクーリエは世界中に展開しており、日本にもオフィスを持っています。
つまり間接的ではありますがアメリソースはすでに日本に進出しているというわけですね。
時代の流れのようなものを感じます。
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