アパレル専門店チェーンを展開するフランチェスカズ・ホールディングス(店舗名はフランチェスカズ・コレクションズ)のCFOが、ツィッターに社内情報を書き込んだとして解雇されました。上場企業の上級幹部がソーシャルメディアでの書き込みが理由で解雇された例はかなり珍しい(おそらくはじめて)とのこと。
書き込みの内容を実際に見てみましたが、社外秘の数値情報を垂れ流しているようには見受けません。
ただメディアによると"良い数値で取締役がハッピーだ"的なことは書いているようで、上場企業の役員としては決算前にこれを書くのはまずいでしょうね。
フランチェスカズは昨年7月の上場で、このCFOは2010年の10月に雇われてます。ということは上場するために雇われた人のようなので、コンプライアンスについては分かっていたと思うのですが、うっかりミスでしょうかね。
年齢が62才だそうで、逆に使い方が分かっていなかったのかもしれません。ソーシャルで書き込みを公開するということがどういうことなのか、ソーシャルリテラシーを肌で理解している人と分かっていない人ってけっこうおおきな隔たりがあるものです。
ちなみに大手流通企業の経営陣でソーシャルメディアを利用している人は、多くはないですがいます。
情報収集や一般社員との意思疎通ですね。
ソーシャルが当たり前の世代が経営陣に増えてくれば状況は変わるでしょう。
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