コレクティブ・ブランズがウォルヴァリン(靴メーカー)とバイアウト企業2社へ資本を売却することで合意しました。この結果コレクティブ・ブランズは非公開となります。
コレクティブ・ブランズはペイレスシューソース、スペリー・トップサイダー、ケッズといった靴の専門店を展開するチェーンストアで、ディールによって企業は二分割されます。トップサイダーやケッズがウォルヴァリンへ、ペイレスとライセンス事業がバイアウト企業へ、となります。
このうち気になるのがペイレスですね。
フォーマットを簡単に言うと、低価格帯で小型の靴専門店チェーンとなりますが、店舗数は4,000超、売上高は20億ドルを超えていますので、大企業です。
ここ数年不振だったのですが、理由は景気の悪化と競合、その結果として増えた不採算店舗のスクラップが進んでいないというのが業績が悪くなった要因だろうと推測しています。バイアウト企業による買収もそれを示唆しています。
おそらくこれから縮小均衡へ向かっていくのではないでしょうかね。
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