スキャンダルで辞任したブライアン・ダンの調査が終わりレポートが提出されたのですが、会長のシュルツが事実を把握して昨年末にダンと話し合い持ったのだが、これを取締役会に報告していなかったとされ、責任を取って会長を降りました。
女性問題に端を発したベストバイのスキャンダルですが、現職CEOと創業会長が辞任するという事態で収束することになりました。
レポートによると、ブライアン・ダンは29歳の女性従業員と親密に交際していたようなのですが、会社の経費は使用していないことがわかり、けっきょく問題となったのは社内風紀でした。どうやらかなりオープンにつきあっていたようで、その女性の上司が取り扱いに困るなど、マネジメントに影響が出ていたようです。
これ、よくあることじゃないかと思いますよ。
私が卒業後に就職した西武百貨店では日常茶飯事みたいな状況で、嫌気がさしてやめたという経緯があります。
若気の至りというか、まだ清濁併せのむような度量がなかった年代でしたね。
ただ上場大企業のCEOですから、ブライアン・ダン、脇が甘かったとしか言いようがない。
シュルツも連座させたわけですから責任は重大。
まだ50代前半で若いし、これからやれることは一杯あったでしょうに、本当に残念ですね。
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