シアーズホールディングスがシアーズカナダの所有比率を下げるそうです。シアーズカナダは上場してますがシアーズホールディングスが95%を所有しています。これを51%にまで引き下げるとのこと。アメリカで実施している切り売りの一環ということになります。
シアーズカナダはもともと所有比率が70%程度だったのですが、2010年に買い増したいきさつがあります。期待をかけていたんですね。
ところがまったくてこ入れできず、それ以来業績を落とし続けてしまい、米国内の切り売り戦略に沿うようにカナダも売却対象となったというわけです。
来年ターゲットがカナダに進出しますが、その影響を懸念して少しでも高いうちに売っておこうという目論見もあるのではないかという指摘があります。
戦う前に逃げてしまうというわけで、弱体化したシアーズなら考えられるなと。
シアーズの縮小均衡を目指す戦略が進行しています。
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