CVSケアマークがインストアクリニックでロサンゼルスのUCLAヘルスシステムズと提携しました。
UCLAヘルスシステムズのドクターがCVSのインストアクリニック11ヶ所を監督、双方は電子カルテを共有します。
インストアクリニックで医療を提供しているのは、試験をパスして資格を持った看護士、ナース・プラクティショナーなのですが、このナース・プラクティショナーはドクターの管理がないと医療行為を行ってはいけないことになっています。ただしドクターがその場にいる必要はありません。
インストアクリニックを展開する場合は必ずドクターも雇い、一人のドクターが数カ所を統括するという仕組みを作る必要があります。
この統括する部分を、UCLAヘルスシステムズが請け負うというのが、今回の取り組みということになりますね。
インストアクリニックに対しては反対するドクターグループが多いと聞いています。
自分たちの領域が侵されるわけですから。
ただ医療サービスに気軽にアクセスできない人たちも確実にいて、この人たちをどうするのかと言うことを考えてインストアクリニックを支援するドクターグループもいるわけですね。
ちなみに今回はロサンゼルスでの事例ですが、こういうケースは他都市でもいくつかあると記憶しています。
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