JCペニーが本社人員350人の解雇を発表しました。すでに公開されているリストラプランの一環ですね。
2012年度末までに年間9億ドルの節約を実現する、そのために社員数を減らす。4月の時点で600人を解雇すると言っていたので、これで1000人弱が減らされるというわけです。
どうやら意識しているのはコールズの模様、コールズの販売管理費率21%に対してJCペニーは31%、これでは勝てるわけがないというようなことを言っているみたいです。
日本は非正規雇用者の増減で雇用調整をしますが、アメリカは正規雇用者なので目立ちますよね。
まあただ、ウォルマートのようにリストラをしているわけでもないのに定期的に本社人員カットをする企業もありますし、ペニーの今回のプランは遅きに失したとも言えそうです。
いまのところ新たに始めた販促削減プランによる効果はマイナス面しか出ておらず、ペニーの再建は道途上です。
コメントする