やはりリチャード・シュルツが公式に買収を提案しました。前回エントリーした時点では経済誌が周辺情報として報じていただけでしたが、ひょっとするとメディアによる報道が公式発表を急がせたのかもしれません。
提案によると買収額は84億ドルで、前回書いた110億ドルという金額には達しない模様、ただ小売企業の買収としては過去最大規模になるそうです。
シュルツ自身が10億ドル程度を拠出し、あとは投資会社が数社参加します。
メディアによるとクリアしなければならない条件が多くて実現に向けてのハードルは高いようです。
シュルツは株の20%近くを所有する大株主とは言え、別にここで自らのお金を10億ドルも出してリスクを負う必要はない。
創業者にとって会社はやっぱり自分の子供のようなものなんでしょうね。
自分でなければ立て直せない、というような自負心のようなものも強くあるんだろうなと思います。
個人的には、現経営者にベストバイを再建できるとはまったく思えず、シュルツがバイアウトしてしまった方が会社のためになるんじゃないでしょうかね。
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