スマホを使ったモバイル決済システムの開発で大手小売企業が連携しました。組んだのはウォルマート、ターゲット、CVS、ベストバイといった大手小売企業14社、名称はマーチャント・カスタマー・エクスチェンジ(略称MCX)、ただし各企業がどの程度の金額を拠出し、だれが責任者になるのかといった詳細はこれから決まるとのことです。
この新たな取り組み、グーグルによるグーグルウォレットに対抗するものとしてWSJ紙が見出しに掲載しているのですが、まあつまり、決済を自分たちのコントール化におくためには競合企業と組んだ方が良いと判断したわけですよね。日本もイオンやセブンが金融業に進出していますが、同じ文脈かと思います。
ウォルマートによる金融ビジネスへの参入の目論見は銀行業界に潰されたわけですが、今回のように連携し、決済という狭い分野に絞れば、潰されることも無いということでしょうか。
それともこの決済システムはビザやマスターといった既存の金融業界と組むことになるんでしょうかね。
今後に注目です。
コメントする