2012年8月24日
[スーパーバリュ] 分割では無く一括売却を模索か

スーパーバリュが傘下のリテール事業をバラバラにするのではなく、まとめて一括で売却できる相手の探していると、周辺情報として経済誌が報じました。
しかしいまのところ部分部分に興味を持っている企業はいない模様、別のソースからの情報として、投資企業のサーベラスがアルバートソンズに、アホールドがショッパーズに興味を持っているとも伝えています。

結局のところ、異なる企業群をまとめてシナジーが出せず業績を落としてしまったわけで、これをまとめて買収しても同じ苦労を背負い込むことになりますからね。
ただスーパーバリュは資本をまとめて売りたいようで、売り手と買い手の思惑が一致していないようです。


スーパーバリュがアルバートソンズを買収したときに、黒字商圏の店舗をスーパーバリュが買い、不採算商圏を買ったのがサーベラスを筆頭とする投資企業でした。後者は現在アルバートソンズマーケットという名称となっているのですが、もしスーパーバリュからサーベラスがまたアルバートソンズを買収すると、アルバートソンズは元の姿に戻るということになるわけす。
何のために解体されてしまったのか分からないという事態となるわけで、野次馬としてはおもしろいのですが、働いている人たちにとってはやりきれないでしょうね。

鈴木敏仁 (02:08)

コメントする

ペプシネックス



R2Link QR Code
R2Linkを携帯で!



バックナンバー

最近のトラックバック

2021年1月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            



ソリューションを売れ!
ソリューションを売れ!


Twitter

このブログのフィードを取得
[フィードとは]