ウォルグリーンがFSPを9月16日から開始します。名称はバランス・リワード、買い物によってポイントが付いて、積算ポイントに応じて何らかの特典を返す、いわゆる典型的なFSPのようですね。
競合のCVSやライトエイドが導入する中、ウォルグリーンはずっとFSPには興味を持たないスタンスでしたので、この戦略転換は興味深いです。
考えられる理由は、変革のまっただ中にあるからということと、エクスプレス・スクリプツとの確執で売上を落としていることと、2つぐらいでしょうか。
ちょうど良いので資料に記述のある数値をまとめておきます。
・CVSは1997年に実験を開始し本格的に導入したのは2001年、名称はエクストラケア、現在は7,000世帯が加入していて、少なくとも6ヶ月間に少なくとも一回は使用する会員数は1億人を超える。
・ライトエイドのウェルネス+の会員数は2,500万人。
・クローガーによるプログラムは6,000万世帯。
CVSはかなりノウハウをためているというような話を業界人から聞いたことがあります。
ベンダーはダンハンビーではなかったような気がしますが、定かではありません。
個人的には、どこもかしこもFSPカードだらけで、消費者としては面倒だなあと。
とくにドラッグを使う動機は利便性(コンビニエンス)なので、とりあえず買い物の時にはカードを使うけど、近いから行くのであって、カードが多店舗との差別化になってはいないですね。
あくまでも個人的な感想ですので、念のため。
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